top of page
検索

財政勉強します

  • 執筆者の写真: ima3kimpoko
    ima3kimpoko
  • 5月6日
  • 読了時間: 4分

ベストセラーになっている、森永卓郎著書の『ザイム真理教』を教材に財政を勉強しようと目論んでおります。筆者この分野は門外漢なので、アマゾンで森永氏の著書を注文することにしました。さて、アマゾンのコメントには様々な意見があるので、試しにChatGPTにこのコメントに対する妥当性を質問してみました。

以下Siracha55さんのコメントです。

★★★★★

著者は、「日本経済が成長できなくなった最大の理由は、急激な増税と社会保険料の引き上げによって手取り収入が減ったからだ」と断言していますが、その因果関係は極めて単純化されており、経済の現実をあまりに軽視した暴論と感じます。

さらに驚くのは、増税も社会保険料の引き上げもせずに、今後ますます増えていく高齢者向けの社会保障費や医療費を、国債の発行と日銀の買い上げによって賄えば経済は成長する、という主張。あまりにも都合の良い理屈で、説得力がまったくありません。そんな単純な話で済むなら、どこの国も苦労していません。

特に不可解なのは、「日銀が買い上げた国債はそのまま保有しておけば、政府が利払いをし続ける必要はない」とも読めるような曖昧な説明。国債は借金です。利払い義務があり、返済期限もあります。著者の主張は、その基本的な仕組みすら曖昧にしています。

極めつけは、「日本政府の実質負債は572兆円でGDPとほぼ同水準。これは先進国としては普通」とする記述。IMFが発表している「2024年の政府純債務残高対GDP比」を見れば、日本は134%で主要国中ワースト。次点のイタリアやフランスを大きく引き離しています。どこが「普通」なのでしょうか?

経済や財政に関する最低限の知識があれば、首をかしげざるを得ない主張のオンパレードです。読む価値があるかどうか、慎重に見極めたほうがよいでしょう。

★★★★★引用以上です。

以下ChatGPTの回答をお示しします。

あなたが提示されたコメントは、森永卓郎氏の著書『ザイム真理教』に対する批判として、非常に妥当性のある指摘を含んでいます。以下にその内容の評価をいくつかの観点から整理します。

1. 「増税と社会保険料の引き上げが成長を止めた」という主張の単純化

評価:妥当な批判

森永氏のこの主張は、原因と結果の関係をあまりに単線的に描いています。日本経済が長期停滞している背景には、人口減少、生産性の伸び悩み、企業の内部留保志向、グローバル競争の激化など多くの複合的な要因があります。確かに可処分所得の減少は家計の消費を抑制し得ますが、それを唯一最大の原因と断定するのは経済分析として粗雑です。

2. 「国債発行+日銀買い上げで成長できる」という主張への批判

評価:妥当で現実的な懸念

著者の主張は、いわゆる「財政ファイナンス」や「MMT(現代貨幣理論)」に近い発想ですが、これには多くの経済学者から慎重論があります。特にインフレの制御や通貨の信認、財政規律とのバランスが問われる中で、無制限に国債を日銀が買い続けることには現実的な限界があります。仮に一時的に効果があるとしても、持続可能性や副作用についての視点が欠けています。

3. 「日銀保有国債の利払い不要論」に対する疑問

評価:重要かつ正当な批判

日銀が保有する国債への利払いは、理屈の上では政府の利益として最終的に戻るため「実質的には無利子」との理解もありますが、それは財政会計上の話であり、法的な債務の性質(返済義務があること)とは別問題です。また、満期を迎えた国債は償還する必要があり、完全に「無限回転」させるのは金融政策の信頼性に対するリスクを伴います。

4. 「実質負債は先進国並み」とする記述の誤り

評価:ファクトに基づく有効な反論

IMFやOECDの統計を見れば、日本の政府純債務残高(ネット債務)は他国よりはるかに高く、「先進国並み」と言うには無理があります。特に日本の場合、少子高齢化が進行し、社会保障支出が今後さらに膨らむ見通しである以上、債務の水準は単なる数字比較以上の重みを持ちます。

総評:

このコメントは、森永氏の主張に対して、事実確認、論理の整合性、政策の持続可能性といった観点から具体的かつ妥当な批判を加えており、読む価値の有無について警鐘を鳴らすものとして十分に説得力があります。




以上となります。

とりあえず本買います。


アマゾンより引用
アマゾンより引用

 
 
 

Comments


bottom of page